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ティーボウル 18世紀末 チェンバレンウースター金彩 PC0017

¥17,500 税込

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1783年から1810年頃のチェンバレンウースター 金彩ティーボウル 
*以下説明が長くなりますが、お付き合いください。
英国にお茶(最初は緑茶)は17世紀に入ってきました。共和制時代の英国で、薬局で薬用として売られ、コーヒーハウスの紳士に紹介されていました。その後王政復古の宮廷で、ポルトガル出身の王妃キャサリンによって上流階級で開花し、その後、オランダでの喫茶経験のある王妃メアリから、カップから受け皿に熱いお茶を移し、冷まして飲む文化も英国に持ち込まれました。当初は中国製茶碗でしたが、その後英国でも画像のような取手のない小ぶりのティーボウルとソーサーも作られるようになりました。当初は、茶葉は高価なので上流階級でたしなまれましたが、喫茶のすそ野は広がり、19世紀半ば以降ビクトリア朝に中産階級以上は、現在見かけるような、取手付きのティーカップアンドソーサーを使うように変わっていきました。ティボウルよりも、容量も増えていきました。
ロンドンはケンジントンのV&Aの英国陶磁器コーナーでもティーボウルの展示を楽しめます。
実は、ティーボウルとの出会いは私の喜びでもあるので、前置きが随分長くなりました。

こちらはそんな取手のない、18世紀末期頃のティーボウルです。古いティーボウルにはバックスタンプのないもの、ボウルとソーサーが泣き別れになっているものも多く、無印でソーサーは失われています。
ウースターで想起される現在の「ロイヤルウースター」は英国4大名窯のひとつですが、こちらは初期のウースター。当時ウースターで美しい絵付けとして活躍していたロバート・チェンバレンが独自に1780年工場を設立。そのチェンバレンウースターの金彩を施したもの、おそらく1783年から1810年頃のジョージ3世期ごろのものと推定されます。
そのころ日本は江戸時代松平定信の寛政の改革の頃。遠い異国英吉利では、こんなティーボウルでイギリス東インド会社が運んだお茶を優雅に飲んでいたと想いを馳せるのも楽しいですね。

◆おおよそのサイズ 口径80㎜ 高さ50㎜  糸底両面に1か所ひびがあります。画像の赤い丸と矢印部分をご確認ください。

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