ABOUT
幼少期に祖父の家で金彩にコバルトブルーのカップアンドソーサーで、はじめて飲んだ砂糖たっぷりのミルクティー。Dear Old antiques はその甘い飲み物から英国に憧れ、大人になり、足かけ22年以上毎年英国に通った店主がはじめたお店です。最近見かけることが少なくなってきたクラシックな、所謂”Dear old”なアンティークやビンテージものを少しづつ持ち帰ってきましたので、それらを中心にご紹介しようと思っています。一般的にアンティークとは作られてから100年を経たものを指し、100年未満のものはビンテージと呼んで区別しています。アンティークで無傷で残っているものは、まれになります。特に焼き物は欠け等があると価値が落ちると考えられていますが、ほつ(欠け)やにゅう(ひび)も、時代を経てきた中での愛すべき個性と考えています。金継ぎ歴10年を超えた店主ができる限り、これらを天然素材の本格的な金継手法で修理し、ご紹介したいと思っております。我々の手に渡るまでに、これらを大切にしてきた人たちに想いを寄せ、受け継いで、皆様の生活の中で楽しんでいただけたらと思います。どうぞよろしくお願いいたします。 Dear Old antiques店主 池田百合